乳児ケアが出来る職場はたくさん!

乳児看護と聞くと、NICUを想像する人が多いのではないでしょうか。
ですが、NICU以外にも、乳児看護にあたる診療科目がありますよね。
それは、産婦人科と小児科です。

 

産婦人科では、生後5日くらいまでの新生児のケアを行うと同時に、
産後すぐの母親に、乳児ケアのポイントなどを教えていきます。

 

 

新生児が入院している間は、看護師が新生児のケアを行います。
小児科には乳児も通院しますし、NICUに入院するほどではなくても、
怪我や病気などで小児科に入院する乳児も居ます。

 

看護師は、そのような乳児のケアを行っていく事になります。

 

 

医療機関以外にも、乳児看護が出来るところがあるんですよ。
それが、乳児院や保育園などとなります。

 

乳児院では24時間体制で乳児のケアを行いますし、
保育園では日中に保育に欠けるこども達が来ますので、
その間ケアを行う事になりますよね。

 

 

他にも、看護師として乳児看護を行う事が出来る場合があります。
地方自治体などで、乳児が居る家庭に訪問し、
地域の育児相談に乗るという保管指導というものです。

 

乳児の発育計測なども行いますよ。
乳児看護に関わりたいという看護師の場合、
このような様々な職場が候補として挙げられます

 

 

 

■乳児院で働く際の勤務時間について

 

乳児看護を行うことが出来る職場には様々なところがあります。
医療機関以外の施設の一つとして、乳児院が挙げられます。

 

看護師の中には、乳児院は医療施設ではないため、
夜勤は必要ないと考えている人もいるかもしれませんが、
乳児院には夜勤があるんですよ。

 

 

乳児院は通所型ではなく、こども達が暮らしている施設となりますので、
24時間体制の運営となっているんですね。
つまり、夜間もこども達のケアを行っていく必要があるということです。

 

看護師も24時間体制の勤務となるために、夜勤があります。

 

 

愛知県にある乳児院の場合、朝7時から夕方4時、朝9時から夕方6時、
朝10時から夜7時、昼12時から夜9時、
夕方4時から翌朝10時という勤務時間となっています。

 

日勤の場合、休憩時間は1時間となっていますよ。

 

 

この乳児院の夜勤は、16時間というかなりの長時間勤務です。
ですが、この夜勤は1回の勤務で2回分の勤務として計算されることになっています。

 

夜間は乳児院も就寝時間となりますので、大体夜9時以降は、
寝ているこども達の様子を確認し、事務仕事などをこなすことが多くなります。
そのため、あまり大きな負担というものはかかりづらくなっています。

 

 

ただ、乳児院ごとに勤務時間やシフトなどは異なりますので、
求人情報を確認する際には、注目して見てみてくださいね。

 

 

 

■乳児院の残業や休日について

 

実は、乳児院で働きたいという看護師は、増えているんです。
ですが、残念なことに、そのような考えがある看護師の中には、
「乳児院は楽そうだから」「夜勤や残業がなさそうだから」という人も居るんです。

 

乳児院では夜勤もありますし、残業もあるんですよ。

 

 

基本的に医療機関ではなく福祉施設となりますので、
入院加療の必要なこども達は居ません。
ですが、風邪をひいたり体調を崩したりすることはありますよね。

 

そのようなこども達を置いて、「退勤時間なので帰りますね」
というような事が出来るかどうか、考えてみてください。

 

 

落ち着くまでそばに居てあげたいという気持ちになりませんか?

 

また、乳児院では保護者の方との面談もある場合があります。
その際には、仕事が残ってしまい、残業となる場合がありますよ。

 

 

残業はあるものの、休日についてはしっかりと取る事が出来るとされています。
休日にしっかりと休んでおけば、勤務中はこども達にしっかり向き合うことが出来ます。

 

4週8休もしくは、4週6休というようなシフト勤務が多くなっていますよ。

 

 

乳児院では、急患や急変などが起きづらいために、
オンコールがかかるということはほぼありません

 

ですが、中にはこども達が気になるということで、休日に顔を出す看護師もいるんですよ。

 

 

 

■乳児院の看護師求人は多い?少ない?

 

こども達の福祉施設の設置については、
児童福祉法という法律によって定められており、
乳児院もこれに該当する施設となっています。

 

日本全国に約130件の乳児院がありますよ。

 

 

そして、そこで生活しているこども達の数は、約4,000人とされています。
地方自治体ごとに設置されているわけではなく、少なさに驚くかもしれません。

 

ですが、こどもの事を考えると、両親と生活できるほうが良いため、
乳児院は少ないほうが良いと考えられますよね。

 

 

ただ、乳児院を必要としているこどもの数は、4,000人以上とされており、
今は乳児院の数が少しずつ増えているという状態です。

 

 

乳児院には、産後間もない新生児など、小さなこども達が生活しています。
小さなこども達というのは、医学的管理も必要となり、常駐医はいませんが、
看護師をはじめとする医療スタッフが必要です。

 

ですが、実際に乳児院に配置される看護師の数は、実は少ないんですね。

 

 

病棟などでもそうですが、今は分業制になっていますので、
以前は看護師が行っていた仕事も、今は別のスタッフが行うようになっています。

 

そのため、乳児院に必要となる看護師の数は、減ってきているんですね。

 

 

乳児院自体が少なく、必要な看護師も少なくなっている為に、
乳児院での求人というのは少ないと言えます